介護職の給与が上がれば解決なんて嘘。

投稿者: | 14/06/2017

保育園入園申し込みの時期です。保育士が足りず、保育園が開園できず、待機まちの方が大勢います。保育士の給料が、待遇が悪いから保育士が集まらないとかいうのは、介護業界でも同じです。国は、介護保険制度の失敗を隠すために、介護職の給料をアップしなさい、待遇をよくしなさいというけれど、介護保険制度で国から介護施設にはいってくる介護報酬というものを3年ごとに下げられてはあげられるものも上げられません。ニュースでは出ない話です。介護職の給料を上げるために、利用されている方が負担する「加算」という項目をいくつも増やしているのです。いろんな項目の加算を請求すれば、介護施設に入っている介護報酬は増え、介護職の給料はアップできます・・・と。しかし、現実は、加算一つつくだけでも利用料金が高くなり、利用をやめられる利用者がおられます。

それって、本当に必要なサービスを受けられるようにという公正公平な状態なのでしょうか? 利用される本人に負担をかけて、介護職が給与を上げてもらって本当に喜ぶと思いますか? 介護職の多くは、人の役に立ちたち、おじいさん・おばあさんに恩返ししたい、父母と同世代の方にも孝行したいという、素直な気持ちを持って仕事に就いています。介護報酬の改定が行われるたびに思うのは、机上の空論。本当に現場の声が届いていますか? 現場に入って利用者の声を聴いていますか? 聞くのではなく、聴いてください。理想で制度を変えられては、現場は混乱、利用者には大迷惑です。